日本代表スキージャンプ

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

伊藤有希 いとう・ゆうき

【生年月日】1994/5/10

【出身地】北海道

プロフィール

伊藤有希選手は、北海道出身の27歳。3大会連続のオリンピック出場です。地元のジャンプ少年団でコーチをしている父親の影響で4歳から競技を始めました。着地部分の傾斜が一般的なジャンプ台よりも急な地元のジャンプ台で練習を積み重ねて、持ち味の空中や着地での安定した姿勢を養ってきました。オリンピック初出場の2014年ソチ大会では7位。その後、2017年にワールドカップで初優勝を果たし、この年のワールドカップでは5勝を挙げて個人総合2位に入るなど大きく躍進し、世界選手権でも個人で銀メダルを獲得しました。前回のピョンチャン大会はメダル獲得も期待されましたが、9位にとどまりました。北京オリンピックに向けては、所属しているチームで監督を務める葛西紀明選手のもと、踏み切りの瞬間に体をしなやかに使って飛び出すために体幹を鍛えながら柔軟性を高めるピラティスを取り入れるなどして着実に力をつけてきました。2021-22年シーズンは、ワールドカップで上位30人による2回目に進めないなど、苦戦を強いられていましたが「4年間目指してきた場所なのでそのビッグゲームに向けて走っていきたい」と3大会連続のオリンピック出場を目標に取り組んできました。

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