国連大使
ケリー・クラフト

ケリー・クラフト

誕生日: 1962年2月24日生 出身地: ケンタッキー州レキシントン 最終学歴: ケンタッキー大学

経歴

経歴経営コンサルティングの会社を設立し、企業のビジネスに対するアドバイスを行う実業家として活動するかたわら、共和党の支持者として献金を行うなど、政治活動にも積極的に参加してきた。 同じケンタッキー州出身の与党・共和党の上院トップ、マコネル院内総務と親しい。

2007年には、ブッシュ元大統領から国連の代表代理に任命されたほか、2017年からは女性としては初めてとなるカナダに駐在するアメリカ大使を務め、NAFTA=北米自由貿易協定の再交渉に携わった。

主な発言

民主党からは、国連大使としては経験が浅いことが指摘されていたが、指名承認の公聴会では「この役職を担う覚悟がなければ、大統領からの指名を受け入れなかった」と述べた。

地球温暖化の問題については、気候変動は世界的な脅威で「人間が気候変動に影響を与えた」と述べ、トランプ大統領との違いを表明している。 また、夫のジョー・クラフト氏は、石炭産業に携わる実業家のため、政策に影響が出ることを避けるために、気候変動や石炭、化石燃料が議題となる国連の会合には参加しないと述べた。(2019年6月)