土田和歌子つちだ　わかこ

女子マラソン、車いすのクラスの土田和歌子選手は東京 清瀬市出身の46 歳。高校生の時に交通事故で脊髄を痛め、両足に障害があります。1998年の冬の長野パラリンピック、アイススレッジスピードレースで2つの金メダルを獲得した後、2004年の夏のアテネ大会の陸上5000ｍでも金メダルを獲得し、日本選手として初めて夏と冬の両方のパラリンピックで頂点に立ちました。マラソン車いすのクラスでは、シドニー大会で銅メダル、アテネ大会では銀メダル、前回のリオデジャネイロ大会でトップと1秒差の4位でした。「自分の可能性を広げたい」と2017年からトライアスロンに取り組み、異例の2競技挑戦が注目を集めていました。2021年7月23日の東京オリンピックの開会式では聖火台に火をつなぐ聖火ランナーも務めました。8回目のパラリンピックとなる東京大会ではトライアスロンと車いすマラソンの2つの競技で挑みます。