日本代表 レスリング
川井 梨紗子

川井 梨紗子かわい りさこ

生年月日 1994/11/21
出身地 石川県

プロフィール

女子57ロ級の川井梨紗子選手は、石川県津幡町出身。組み手争いの強さ、タックルに入るスピードなどバランスが取れた攻撃的なレスリングが持ち味で、日本の女子を引っ張るエースです。両親ともにレスリングの選手で小学2年生の時に母親がコーチを務める地元のクラブでレスリングを始め、愛知県にある強豪の至学館大学でオリンピック3連覇を果たした吉田沙保里さんなどとともに技を磨きました。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは金メダルを獲得したほか、2017年から世界選手権を3連覇し、世界でも抜きん出た実力を発揮してきました。一方、国内では東京オリンピックに向けてオリンピック4連覇の伊調馨選手との代表争いに苦しみました。金メダリストどうしの 代表争いは大きな注目を集め、2018年の全日本選手権で伊調選手に敗れた直後は、重圧から一時は引退することすら考えました。それでも2019年に全日本選抜選手権と世界選手権の代表決定戦で伊調選手に連勝して見事に復活し、そのまま東京オリンピック代表の座もつかみました。妹の川井友香子選手も62キロ級で出場を決め、幼いころからの夢だった「姉妹での金メダル」、そして大会2連覇を目標に東京オリンピックに臨みます。最大のライバルは、リオデジャネイロ大会で吉田沙保里さんを倒して53キロ級の金メダルを獲得したアメリカのヘレン ルイーズ・マルーリス選手になると見られ、女王対決にも注目が集まります。個人として結果を残すことはもちろん、「世界最強」と言われる日本女子をエースとしてけん引していく役割も期待されています。

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