萩谷楓はぎたに　かえで

女子5000ｍの萩谷楓選手は長野県出身。長野東高校の3年生の時に全国高校総体の1500mで5位に入り、その年の全国高校駅伝ではチームの準優勝に貢献しました。2019年に実業団のエディオンに進んでからさらに力を伸ばし、国体の1500mで初優勝、2020年7月には3000mで8分48秒12、5000mで15分5秒78といずれも日本トップクラスの好記録を出していました。2021年5月に国立競技場で行われた5000mでは、ともに14分台のタイムを持っている廣中璃梨佳選手や新谷仁美選手をおさえて日本選手トップとなるなど、成長著しいランナーです。オリンピックの代表選考会となった6月の日本選手権では参加標準記録に届きませんでしたが、世界ランキングで参加資格を満たし初のオリンピック代表となりました。