日本代表 陸上
サニブラウン アブデル ハキーム

サニブラウン アブデル ハキーム

生年月日 1999/03/06
出身地

プロフィール

サニブラウン アブデル・ハキーム選手は、ガーナ出身の父親と日本人の母親を持つ22歳。1m90cmの体格を生かしたストライドの大きな走りが持ち味です。16歳だった2015年の世界ユース選手権で男子100mと200mで2冠に輝き、200mでは、ジャマイカのウサイン・ボルトさんが持っていた大会記録を更新して注目を集めました。2017年の9月には世界と戦える環境を求めてアメリカの強豪、フロリダ大学に進学し、2019年6月の全米大学選手権で9秒97の当時の日本新記録をマークしました。10月の世界選手権では男子400mリレーでアンカーを務めて日本の銅メダル獲得に貢献したあと、翌月にプロ転向を表明し20歳の若さで 陸上のプロ選手となりました。東京オリンピックの延期が決まった後、2020年はレースには出場せず、7月に練習拠点を多くのメダリストが集まるプロチームに移籍し、オリンピックをターゲットにトレーニングを続けてきました。代表選考会となった2021年6月の日本選手権では、100mで6位となり代表を逃し、200mは左太ももの違和感のため欠場しました。それでも、200mは代表内定選手が3人に届かず、参加標準記録を突破しているサニブラウン選手がこの種目で初めてのオリンピック代表となりました。

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