泉谷駿介いずみや　しゅんすけ

男子110ｍハードルの泉谷駿介選手は神奈川県出身。順天堂大の4年生で、13秒06の日本記録を持っています。走り幅跳びや三段跳びといった跳躍種目もこなすバネを生かした走りが持ち味で、2019年の日本選手権で当時の日本記録に並ぶ13秒36で走り大きな注目を集めました。昨シーズンはけがの影響もあり、日本選手権は3位に終わりましたが、復活を期した今シーズンは飛躍の年となりました。3月に行われた60ｍハードルの室内レースで7秒50の日本新記録をマークしたのに続き、日本選手権の110ｍハードルで13秒06という驚異的な日本新記録をマークして優勝し、一気にオリンピックの切符をつかみました。13秒06はリオデジャネイロオリンピックでは金メダルに100分の1秒と迫る銀メダル相当のタイムで、オリンピックでメダル獲得の期待もかかります。