小池祐貴こいけ　ゆうき

小池祐貴選手は北海道出身。レース中盤から後半にかけて伸びのある走りが持ち味です。100ｍに加え200ｍにも強い選手で、2018年のアジア大会の男子200ｍでは20秒23のタイムで日本勢として12年ぶりに金メダルを獲得しました。一方、100mでは2019年7月に日本選手3人目の9秒台となる9秒98をマークしました。今シーズンはオリンピックを見据えて100ｍを中心にレースに出場しましたが、6月に行われたオリンピックの代表選考会、日本選手権の男子100ｍでは4位となり、その場での代表内定とはなりませんでした。しかし、2位に入ったデーデー ブルーノ選手が出場資格を満たさなかったため、参加標準記録を突破している小池選手が目標としてきた100mで初めての代表をつかみました。