新谷 仁美にいや ひとみ

新谷仁美選手は岡山県出身。序盤から積極的に飛び出し速いペースでレースを進める走りが持ち味です。高校時代から全国高校駅伝で3年連続区間賞を獲得するなど脚光を浴びました。社会人になっても東京マラソンで優勝し、初めてのオリンピックとなったロンドン大会には女子10000mに出場して9位となりました。よくとしの世界選手権では女子10000mで5位に入賞しましたが、右足のかかとのケガもあり2014年に一度は現役を引退し、会社員となりました。およそ4年のブランクを経て現役に復帰すると、元オリンピック選手で同学年の横田真人コーチの指導を受け好記録を連発。2020年は1月にハーフマラソンの日本記録を更新、9月には女子5000mで日本歴代2位の記録をマークし、12月の日本選手権女子1000mで30分20秒44の日本新記録で優勝し2回目の代表となりました。