並木 月海なみき つきみ

女子フライ級の並木月海選手は千葉県出身、自衛隊体育学校に所属しています。身長1m53cmと小柄ながら、左の力強いパンチが持ち味です。幼いころから空手やキックボクシングに取り組み、中学2年生の時、自宅近くのジムに通うようになりボクシングを始めました。元世界チャンピオンの内山高志さんをはじめ、多くのプロボクサーを育てた埼玉県の花咲徳栄高校に進み、千葉県成田市の自宅から片道およそ2時間半かけて通学しました。全日本女子選手権ジュニアの部や全国高校選抜で優勝して頭角を現し、2018年の世界選手権では銅メダルを獲得しました。2020年の東京大会、アジア・オセアニア予選の結果を受けてフェザー級の入江聖奈選手とともに女子の日本選手として初めてオリンピックの代表となりました。東京大会での目標は金メダル獲得です。