ダニエル太郎だにえる　たろう

ダニエル太郎選手はニューヨーク生まれで埼玉育ち。アメリカ人の父と日本人の母を持ち、日本に住んでいた7歳の時にテニスを始めました。中学生の時に引っ越し、2017年まで拠点にしていたスペインでは球足の遅いクレーコートが多かったため粘り強くボールを拾うプレースタイルを身につけました。前回、2016年のリオデジャネイロ大会は男子シングルスでベスト16入りを果たしました。2018年には3月のツアー大会で、けがからの復帰途中だった世界王者のノバク・ジョコビッチ選手を初対戦で破ると、5月には急きょ出場できることになったトルコでのツアー大会の男子シングルスで日本選手4人目となるツアー優勝を果たしました。フォアハンドやサーブのフォームを改良して1ｍ91ｃｍの長身を生かした攻撃的なテニスの習得を目指すほか、数年前からは体幹を鍛えながら柔軟性を高めようと、ブラジリアン柔術やヨガの動きを取り入れたトレーニングを行うなど体作りにも力を入れています。