水谷 隼みずたに じゅん

水谷隼選手は、静岡県出身。4大会連続のオリンピック出場です。柔らかいボールタッチを生かした多彩なサーブや力強いフォアハンドを得意としていて、10代のころから日本の男子卓球界を引っ張ってきました。前回のリオデジャネイロオリンピックでは男子団体で銀メダル、さらに男子シングルスでは、日本卓球界の個人種目で初となる銅メダルを獲得しました。2019年の全日本選手権、男子シングルスでは、自らが持つ最多優勝回数を更新する10回目の優勝を果たしました。2019年1年間の国際大会で獲得したポイントで競った東京オリンピック、男子シングルスの代表争いでは、丹羽孝希選手と最後まで競いましたが、終盤に逆転されて代表を逃しました。それでも男子団体と同じ静岡県磐田市出身の伊藤美誠選手とペアを組む混合ダブルスで代表に選ばれ、競技人生の集大成として4回目のオリンピックに臨みます。