橋本大輝はしもと だいき

橋本大輝選手は、千葉県出身。6歳のときに2人の兄の影響で体操をはじめました。手足の先まで伸びた美しい演技にダイナミックさを兼ね備え、「あん馬」や「跳馬」「鉄棒」を得意としています。2019年、リオデジャネイロオリンピックの団体金メダルメンバー、白井健三さん以来、2人目となる高校生で世界選手権代表に選ばれ、本番では、日本の団体銅メダル獲得に貢献しました。東京オリンピックの代表選考を兼ねた2021年4月の全日本選手権では予選でミスが続いて7位でのスタートとなりましたが、決勝ではゆかでG難度の大技、「リ・ジョンソン」、跳馬でも世界最高難度の　　「ヨネクラ」を決めるなど、冬の間に大幅に難しさを上げた演技を大きなミスなくこなし、逆転で初優勝を果たしました。5月のＮＨＫ杯も初優勝し、初めてのオリンピック出場を決めました。