土居 愛実どい まなみ

レーザーラジアル級の土居愛実選手は横浜市出身、兄の影響を受け、小学生2年生で競技を始めました。これまでオリンピックには2大会連続で出場していて、ロンドン大会で31位、リオデジャネイロ大会では20位でした。2013年から指導を受けるオーストラリア人のコーチのもと、遠征や合宿など積極的に海外に出て世界のトップ選手と切磋琢磨しながら着実に力をつけ、2017年の世界選手権では銅メダル、2019年のジャカルタアジア大会では金メダルを獲得しました。この1年間は新型コロナウイルスの影響でコーチと会えなかったり、海外選手と手合わせする機会がなかったりするなど、強化やモチベーションの維持で苦労が重なりました。それでも国内で、男子選手や、高校生にアドバイスをして練習相手として成長を促すなど試行錯誤を続けてきました。3回目の出場となる東京大会は競技人生の集大成と位置づけていて、メダル獲得を目指しています。