瀬川和正せがわ　かずまさ

瀬川和正選手は大阪府出身。大学から競技を始め、現在は鳥取県境港市を拠点にしています。大学で競技を始めてから取り組んできたレーザー級で2020年2月に代表入りを逃したものの、東京オリンピック出場を諦めきれず、そこからフィン級に転向しました。フィン級はレーザー級と同じ1人乗りの種目ですが、ヨットの重量やセールの面積がレーザー級よりも1.5倍ほど大きく、セーリングの「ヘビー級」とも言われ、　よりパワーが必要とされます。このため、身長1m79cmの瀬川選手はこの1年で体重を15キロ以上増やし、96キロにしてパワーをつけたということです。初出場となる東京オリンピックでは、この1年間で培ったパワーに加えて、レーザー級で磨いてきたテクニックを持ち味に、最終日に上位10位だけで行われるメダルレース進出を目指します。