飯束 潮吹いいつか しぶき

飯束潮吹選手は、混合フォイリングナクラ級で畑山絵里選手とペアを組みます。２人のペアは2016年の秋ごろから本格的に混合種目の練習を始め、2017年から国際大会への挑戦を始めました。飯束選手は横浜市出身、小学生のころに父親の影響で競技を始めました。畑山選手とは同じ大学の先輩後輩どうしで、当初は470級で別の選手とペアを組んでいましたが、ともにリオデジャネイロ大会の出場を逃しました。それでもリオデジャネイロ大会から採用されたオリンピックのセーリングでは唯一となる混合種目に転向して、今回、初めてのオリンピック出場をたぐりよせました。この種目は国内での競技人口も少ないことから、この1年間、練習相手を求めてできるかぎり海外遠征を行い、自信を持つ強風の中での走りに磨きをかける一方で、課題としてきた風が弱い状況への対応力の　向上にも取り組んできました。