日本代表 柔道
阿部 詩

阿部 詩あべ うた

生年月日 2000/07/14
出身地 兵庫県

プロフィール

女子52キロ級の阿部詩選手は、兵庫県出身、日本体育大学の3年生です。5歳から柔道を始め、兄で男子66キロ級の阿部一二三選手の背中を追いかけるように実力をあげ、初出場だった2018年の世界選手権で優勝し日本では初めて兄と妹のきょうだいによる世界選手権、同時金メダルを獲得しました。兄と同じく両袖を持って相手を豪華に投げる袖釣り込み腰や内股などの投げ技に加えて寝技にも磨きをかけてきました。2019年の世界選手権では、リオデジャネイロオリンピック金メダリスト、コソボのマリンダ・ケルメンディ選手など組み手が力強い選手への対策を徹底しました。準決勝でそのケルメンディ選手を破って大会連覇を果たしました。この年の11月の国際大会、グランドスラム大阪では、決勝でフランスのアマンディーヌ・ブシャール選手に敗れて外国勢相手の連勝は、「48」で止まったものの、2020年2月にドイツで行われた国際大会ではブシャール選手に雪辱を果たして優勝し、東京オリンピックの代表を決めました。得意の担ぎ技を警戒してくる相手に対して、足技で崩すパターンも強化し、2021年3月と5月の国際大会でも        優勝しました。東京オリンピックでは、兄の一二三選手とともに柔道では史上初めてのきょうだい同時の金メダルと1992年に女子が正式種目になって以来、52キロ級では初めての金メダル獲得が期待されます。

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