日本代表 柔道
阿部 一二三

阿部 一二三あべ ひふみ

生年月日 1997/08/09
出身地 兵庫県

プロフィール

男子66キロ級の阿部一二三選手は、兵庫県出身。得意の背負い投げや袖釣り込み腰など担ぎ技のキレは抜群で、2014年の講道館杯、全日本体重別選手権を史上初めて高校2年生で制し脚光を浴びました。常に「一本勝ち」を狙う豪快な柔道を持ち味に世界選手権では2017年から2連覇を果たしました。しかし、同じ階級のライバル、丸山城志郎選手に2018年から2019年の世界選手権にかけて3連敗を喫し一時は、オリンピックの代表争いで逆転されました。それでも2019年11月の国際大会の決勝で丸山選手に雪辱を果たし、2020年2月の国際大会でも優勝し代表争いを五分に戻しました。2020年12月に異例の直接対決となった内定選手決定戦で24分間にわたった激闘の末、再び丸山選手を破り、しれつな代表争いを制し初めてのオリンピック代表を決めました。海外の選手から担ぎ技の警戒を受ける中、2021年4月の国際大会では強化してきた足技も駆使して優勝し、柔道の幅を広げました。東京オリンピックでは、妹の52キロ級、阿部詩選手とともに史上初めてとなるきょうだい同時の金メダル獲得を目指します。

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