中山 由起枝なかやま ゆきえ

女子トラップの中山由起枝選手は茨城県出身。この種目の第一人者で、5回目のオリンピック出場です。ソフトボールのキャッチャーとして全国高校総体で準優勝した後、企業からのスカウトを受けてクレー射撃に転向しました。射撃の腕を磨くためイタリアに留学し、2000年のシドニー大会で初めてオリンピックに出場しました。その後も北京、ロンドン、そしてリオデジャネイロ大会に出場していて、最高成績は北京大会の4位です。シングルマザーとして娘の子育てをしながら競技を続け、競技と子育ての両立を模索する女性アスリートたちに自身の経験を伝えてきました。そして、同じく射撃のトラップで東京オリンピック代表の大山重隆選手と2020年に再婚し、「集大成」という東京大会で夫婦で表彰台を目指します。