稲見萌寧いなみ　もね

初めてのオリンピック出場となる稲見萌寧選手は東京都出身。2021年の国内ツアーで圧倒的な成績を残す若手の成長株です。周囲から「練習の虫」と呼ばれるほど豊富な練習量で磨いた正確なアイアンショットが持ち味の“ショットメーカー”で、チャンスにつける「パーオン率」は国内トップクラスです。2021年は課題だったパターのフォームを改善して精度を上げ、ウエイトトレーニングやキックボクシングなどで体幹を鍛えながら1日4食の食事で体を作ってきました。こうした練習の成果もあって国内ツアーでは、2021年に6月末時点で5勝を挙げています。将来の目標は、国内ツアーで通算30勝をあげた選手に与えられる永久シード権の獲得です。東京オリンピック期間中の7月29日が誕生日で、8月4日から始まる競技は22歳になって迎えることになります。