佐藤 翔馬さとう しょうま

佐藤翔馬選手は東京都出身。オリンピック2大会連続で金メダルを獲得した北島康介さんが育った東京 豊島区の「東京スイミングセンター」に小学3年生から通いました。自身も平泳ぎが専門で北島さんをほうふつとさせる水の抵抗が少ないフォームと力強いキックをいかした大きな泳ぎが持ち味です。ターンや浮き上がり動作に課題があるとしているものの、2020年の1年間でキックに加えて上半身の力強さも増し、「ここまで来られると思っていなかった」と言うほど一気にタイムを縮めました。2021年4月の代表選考会では200ｍ平泳ぎで世界記録と0秒28差の2分6秒40の日本新記録をマークし、100ｍとあわせて2冠を達成しました。「日本のお家芸」とされる平泳ぎのエースとして、本命の200ｍで金メダルを目指します。