クイズでわかるアメリカ大統領選挙


4年に一度、世界が注目するアメリカ大統領選挙。しかし、選挙の方法は日本とは大きく異なり、わかりにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。選挙のトリビアや候補者の裏話など、クイズ形式で解説します。

A10:「11月の第1月曜日のあとの火曜日」と法律で定められているため

アメリカでは大統領や連邦議会の選挙は、「11月の第1月曜日のあとの火曜日」と150年以上前の法律で定められています。

法律ができた当時、国民の多くは農業に従事するキリスト教徒でした。春から秋の農繁期や教会に行く日曜日には投票に行くことはできませんでした。

しかも、当時、最も速い交通手段は馬車でした。投票所に行くのも1日がかりで、途中で宿泊しなければならない人たちもいたのです。そのため、投票日が火曜日となりました。

しかし、現代ではほとんどの有権者が火曜日は仕事や学校があります。インディアナ州やデラウェア州など一部の州や企業の中には、投票日を休日にするところもあります。

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