ロケット開発のベンチャー企業 トヨタ子会社と資本業務提携

北海道大樹町で新型ロケットの開発を進めるベンチャー企業が、トヨタ自動車の子会社と資本業務提携を結んだと発表しました。今後、70億円規模の出資を受けることになっていて、人工衛星を搭載可能な新型ロケットの量産化などに共同で取り組むねらいです。

ベンチャー企業のインターステラテクノロジズは2019年に国内で初めて民間単独で開発したロケットを宇宙空間に到達させ、現在は小型の人工衛星を搭載できる新型ロケットの開発を進めています。

こうした中、会社はソフトウエア開発などを行うトヨタ自動車の子会社「ウーブン・バイ・トヨタ」と資本業務提携を結び、今後、70億円規模の出資を受けることを7日、発表しました。

むだを排除して生産性を高める「トヨタ生産方式」のノウハウを取り入れることで、新型ロケットの量産化やコスト低減などに共同で取り組むということです。

この会社では、5年前からトヨタ自動車のグループから出向したエンジニアがロケットのエンジン開発などに携わっていて、今後は取締役も受け入れて連携を強化するとしています。

インターステラテクノロジズの稲川貴大社長は「ロケットを一点モノの生産から量産に耐えうるサプライチェーンへと昇華させ、『誰もが宇宙に手が届く未来』というビジョンを実現するためのベストパートナーであると考えています」とコメントしています。