マレリは日産自動車の子会社のカルソニックカンセイなどを前身とする自動車部品メーカーの大手で、2022年に民事再生法の適用を申請して再建計画の認可を受け、事業を続けながら経営再建を目指してきました。
しかし、関係者によりますと主要な取り引き先の日産自動車や海外メーカーのステランティスの業績悪化で部品の販売が低迷しているということです。
このためマレリの銀行団は、融資のうち期限が迫っていた180億円の返済について、一時的に猶予することで合意したということです。
マレリをめぐっては、2022年に認可された会社の再建計画で、当時の取引銀行があわせて4000億円を超える債権を放棄しています。
銀行団は近く会社と追加の経営合理化策を協議することにしていて、再建を進められるかが課題となります。
マレリホールディングスはNHKの取材に対し「当社としてはコメントを差し控えさせて頂く」としています。
自動車部品大手 マレリHD 銀行団が返済猶予で合意 販売低迷で
自動車部品大手で日産自動車とも取り引きがある「マレリホールディングス」について、銀行団は融資の返済を一時的に猶予することで合意しました。会社で部品の販売が低迷していることから、今後会社と追加の経営合理化策を協議することにしています。