【随時更新】世界各地でシステム障害 空港など影響 国内でも

世界各地で、日本時間の19日、コンピューターのシステム障害とみられる影響が広がっています。

空港でチケットが発券できなくなるなどして飛行機の運航に支障が出ているほか、イギリスでテレビ局の放送が一時止まるなどさまざまな分野で影響が広がっています。

日本国内でも、航空会社やテーマパーク、コンビニなどのシステムでトラブルが発生するなど影響が出ています。

マイクロソフト「アプリ サービスは回復 監視期間に」

アメリカのIT大手、マイクロソフトは日本時間の19日午後11時45分ごろ旧ツイッターのXで「システム障害の影響を和らげる措置が完了し、これまでに影響を受けたマイクロソフト365アプリとサービスは回復した。影響が完全に解消されたことを確認する監視期間に入っている」と発表しました。

ジェットスター システムは徐々に復旧

19日LCC=格安航空会社、ジェットスターの搭乗手続きのシステムにトラブルが発生し、国内線と国際線のあわせて30便が欠航しました。システムは徐々に復旧し、航空会社は20日、ほとんどの便を運航する予定だとしています。

ジェットスター・ジャパンによりますと、世界各地で起きているコンピューターのシステム障害の影響で、19日午後1時40分ごろ、成田空港を含む国内各地の空港でジェットスターの搭乗手続きを行うシステムが使えなくなるトラブルが起きました。

このため会社は、搭乗手続きを手作業に切り替えて対応しましたが、ジェットスターグループの国内線26便と台湾やオーストラリアを結ぶ国際線の4便の合わせて30便が欠航したということです。

システムは徐々に復旧し、20日は機材繰りなどで運休する一部の便を除き、運航する予定だということです。ただ、システムの復旧状況によっては搭乗手続きを手作業で行う便が出るため遅れなどが発生するおそれがあり、航空会社は最新の運航状況をホームページなどで確認するよう呼びかけています。

また成田空港会社によりますと、空港内の自動手荷物預け機もシステムトラブルで使用できなくなっていましたが、システムは復旧したということです。