那覇市で観測史上最も高い36.0度 記録的な暑さ続く

沖縄地方は記録的な暑さが続いていて、那覇市では19日、日中の最高気温が134年前に統計を取り始めてから最も高い36.0度を観測しました。

沖縄地方は梅雨明け以降、太平洋高気圧に覆われて晴れた日が続いていて、記録的な暑さとなっています。

那覇市では、19日午後0時33分に36.0度の最高気温を観測しました。

沖縄気象台によりますと、那覇市のこれまでの最高気温は2001年8月9日の35.6度で、36度台になったのは134年前の1890年から統計を取り始めて以降、初めてです。

また、沖縄県内で最高気温が36度台になったのもこれまでに▽南城市で36.1度を観測した2013年8月7日と▽伊是名島で36.0度を観測した2017年7月30日の2回しかなく7年ぶりのことだということです。

暑さの原因について気象台は晴れた日が続いて平年より日射量が多いことや、台風の接近が少なく沖縄地方周辺の海面水温が2度ほど高くなっていて大気に影響を与えている可能性があることが考えられるとしています。