起訴されたのは、被害者夫婦の長女、宝島真奈美被告（31）や、内縁の夫で、首謀者とみられる関根誠端被告（32）など合わせて7人です。
起訴状によりますと、7人は共謀し、ことし4月、会社役員の宝島龍太郎さん（55）と、妻の宝島幸子さん（56）に睡眠薬を混ぜた飲み物を摂取させたうえ、品川区内の空き家で首を電気コードで絞めるなどして窒息死させたとして殺人の罪に問われています。
一方、警視庁は長女の真奈美被告が遺体の遺棄などにも関わっていたとして18日、死体遺棄と損壊の疑いで再逮捕しました。
警視庁は認否を明らかにしていません。
これまでの調べによりますと、関根被告は、上野周辺で多数の飲食店を経営していた宝島さんの会社のマネージャーを務めていましたが店舗展開などで意見の食い違いが大きかったということで、警視庁は経営方針をめぐる確執が事件の背景にあるとみて調べています。
栃木 夫婦遺体遺棄事件 長女や首謀者ら7人を殺人の罪で起訴
栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、東京地方検察庁は長女や、首謀者とみられる内縁の夫ら7人が共謀のうえ夫婦を殺害したとして18日起訴しました。