三井住友カードとマネーフォワードは17日、都内で会見し、ことし12月を目指して合弁会社を立ち上げることで基本合意したことを明らかにしました。
三井住友カードは、グループの銀行などとともに、去年からカード決済のほか、銀行口座やオンライン証券などの機能を持たせた金融アプリを展開しています。
一方、マネーフォワードは、個人の買い物の履歴や資産の構成を表示する家計簿アプリを手がけています。
新たに設立する合弁会社は、両方のアプリの機能を組み合わせたサービスを展開し、顧客の拡大を目指していきたいとしています。
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三井住友カード マネーフォワードと提携 金融アプリ機能強化へ
クレジットカード大手の「三井住友カード」は、家計簿アプリを手がけるIT企業の「マネーフォワード」と提携し、グループで展開している個人向けの金融アプリの機能を強化すると発表しました。
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会見で三井住友カードの大西幸彦社長は「金融サービスがデジタル化してキャッシュレスも進展している。今回の提携で支払いから資金管理まで、一つのアプリでシームレスに対応できるようにしていきたい」と述べました。
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また、マネーフォワードの辻庸介社長は「お金の見える化から、資産運用などのアクションへのつながりをもっと便利にしていく取り組みを一緒にしていきたい」と述べました。