銃撃事件後のトランプ氏とケネディ氏の電話での会話 SNSに流出

銃撃事件のあと、トランプ前大統領と、大統領選挙に無所属での立候補を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏の、電話での会話内容が流出したと、欧米のメディアが伝えています。

ロイター通信などによりますと、流出したのは、ケネディ氏が持つスマホのスピーカーから流れるトランプ氏との会話のやりとりを撮影した動画です。

今月14日の会話で、その後、SNSに投稿されたということです。

この中でトランプ氏は、銃撃事件を振り返り「世界一大きな蚊のような音がした」と、当時の状況を語りました。

また、トランプ氏は、バイデン大統領と銃撃後に電話したことについても触れ、バイデン大統領から銃撃された瞬間に「どうして右に動いたのか」と聞かれ、「ただチャートを見ようとした」と答えたということです。

このほかトランプ氏は、ケネディ氏に「あなたに何かをしてもらいたい。それはあなたにとってもよいことだ」と話し、秋の大統領選挙を念頭に協力を求めたものだと、ロイター通信は伝えています。

一方、動画が流出したことを受けて、ケネディ氏は16日に旧ツイッターのXに「トランプ氏から電話があったとき、一緒にいたカメラマンにすぐに撮影をやめるよう命じるべきだった。トランプ氏に謝罪する」と投稿しています。