防衛省の昨年度決算 「不用」額は1300億円程度見通し 官房長官

防衛省の昨年度の決算をめぐり、林官房長官は、支出の必要がない「不用」となった額が1300億円程度になる見通しを明らかにしました。歳出全体に占める比率は例年に比べて高くはないとしつつ、今後も予算の効率的な執行に努めていく考えを示しました。

昨年度予算をめぐっては、財務省が各府省庁の決算の内容を精査する作業を進めていて、7月中にも公表する見込みです。

このうち防衛省の決算について、林官房長官は10日午前の記者会見で、支出の必要のない「不用」となった額が1300億円程度になる見通しを明らかにしました。

その理由として、契約額が予定を下回ったケースや、人件費などで想定した人員と実際の数に差が出たことなどを挙げたうえで、「歳出予算額に対する不用の割合が例年と比べて高いものではない」と説明しました。

そして、防衛力強化に5年間で総額43兆円を確保する方針について、「必要となる防衛力の内容を積み上げて、現行の防衛力整備計画として具体化している」と意義を強調するとともに、「毎年度の予算編成において合理化を徹底し、予算の効果的・効率的な執行に努めていく」と述べました。