前田健太 大リーグ通算1000奪三振 【日本人投手 結果まとめ】

大リーグ、タイガースの前田健太投手は9日、ガーディアンズ戦に先発して3回途中6失点と崩れて3勝目はなりませんでしたが、日本選手3人目となる大リーグ通算1000奪三振に到達しました。

5月24日に2勝目を挙げて以来、7試合に登板して勝ちがない前田投手は9日、本拠地のデトロイトで行われたガーディアンズ戦に今シーズン3勝目を目指して中4日で先発しました。

1回は1アウトのあと2番バッターに甘く入ったスプリットを捉えられて、ライトに先制ホームランを打たれました。

さらにヒットのランナーを置いて打点がリーグ3位の4番、ジョシュ・ネイラー選手に外角低めの146キロのストレートをレフトに運ばれてツーランホームランを浴び、立ち上がりに3点を失いました。

2回は2つの外野フライで2アウトを取ったあと、次のバッターからは見逃しの三振を奪い、日本選手3人目となる大リーグ通算1000奪三振に到達しました。

しかし、3回に再びつかまりフォアボールで出したランナーをみずからのけん制悪送球で二塁に進めてピンチを招き、ここから2本のタイムリーを含むヒット3本を打たれてこの回3点を失い、0対6となったところで交代を告げられました。

前田投手はこの試合、2回と3分の2イニングを投げてホームラン2本を含むヒット7本を打たれて6失点、奪った三振2つ、与えたフォアボールは1つで防御率は7.26になりました。

このあとタイガースが同点に追いついたため前田投手の負けはなくなり、今シーズンの通算成績は2勝5敗のままです。

試合は延長10回、タイガースが8対9で敗れて連勝は4で止まりました。

前田「情けない気持ちが強い」

前田投手は、「ことしはなかなかいい結果が出せておらず、チームにもたくさん迷惑をかけているので、すごく悔しい思いとか情けない気持ちが強い。毎回同じような内容が続いているので、なんとかしないといけないが、ここまでうまくいかないことは、自分の野球人生でもほとんどなかった」と苦しい現状を話しました。

その上で、「自分の実力不足な部分もあるし、よりよくなれるようにまたあすから努力したい」と前を向いていました。

また、大リーグ通算1000奪三振を達成したことについては「きょうの登板とは別に達成できたということは、すごくうれしく思えるし誇れる部分でもある。うまくいっていない中で素直に喜ぶことはできないが、なんとかこれからも増やしていけるように頑張りたい」と話していました。

ブルージェイズ 菊池雄星 8回途中2失点

ここ4試合勝ちのない菊池投手は9日、相手の本拠地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦に、今シーズン5勝目をめざして中5日で先発しました。

立ち上がりから力のあるストレートとキレのあるカーブをテンポよく投げ分け、2回には3者連続三振を奪うなど、3回までヒット1本、無失点に抑えました。

4回は先頭バッターに低めのストレートを捉えられ、センターオーバーのホームランを打たれて先制を許しましたが、5回にはノーアウト一塁三塁のピンチを、連続三振とショートゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。

味方打線は昨シーズン、サイ・ヤング賞を受賞したジャイアンツ先発のスネル投手に5回までわずかヒット1本に抑えられていましたが、7回にリリーフした3人目のピッチャーからスリーランホームランを打って3対1と逆転しました。

6回と7回を無失点に抑えた菊池投手は球数が90球を超えた8回もマウンドにあがり、先頭バッターにレフトスタンドにソロホームランを打たれて1点差に追い上げられました。

このあと次のバッターから三振を奪い、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りました。

菊池投手は8回途中まで投げて2失点、打たれたヒットは6本、フォアボールはなく、自己最多を更新する毎回の13個の三振を奪い、防御率は4.00になりました。

試合はこのあとブルージェイズが9回に2点を奪われ、3対4で逆転サヨナラ負けを喫しました。

菊池投手は好投を見せながらも、今シーズン5勝目を逃して通算成績は4勝8敗のままです。

各球種の空振り率 大きく向上

この試合、菊池投手はストレートの球速や変化球の変化量などは今シーズンの平均と変わらなかったものの、それぞれの球種の空振り率が大きく向上しました。

その要因について菊池投手は、今シーズン取り組んでいる投げるコースや配球の見直しが効果的だったとしていて、「ストレートは高めのコースを振らせることができたし、変化球もストライクからボール球になる球をしっかり投げ分けられた。4つの球種すべてで三振をとれて、だいぶいい形になってきた」と満足そうに振り返りました。

フォアボールもなしとコントロールがさえ、大リーグ自己最多の三振を奪ったことについては「三振がとれるというのはピッチャーの能力にとっては大事な指標で、三振をとっていかにフォアボールを少なくするかというところは意識的にやっている。いいステップが踏めたと思う」と自信を深めていました。

また、今月30日に期限がせまるトレードについては「ソーシャルメディアやニュースを一切見ないようにしている。これが僕にとって大事なことで、とにかく次の試合に全力で戦うために備えるということを意識している」と話していました。

パドレス 松井裕樹 2試合連続で失点

前回の登板で連続無失点試合が大リーグで自己最長の12で止まった松井投手は、本拠地のサンディエゴで行われたマリナーズとの試合で、0対5とリードされた7回から3人目でマウンドに上がりました。

最初の3番バッターを空振り三振に打ち取りましたが、次のバッターにはスプリットをレフト線にツーベースヒットを打たれ、続く5番バッターにはスライダーをレフトスタンドに運ばれてツーランホームランを打たれました。

このあと見逃し三振でツーアウトを取り、次のバッターにヒットを打たれましたが、続くバッターをストレートでサードゴロに打ち取り、次の回はマウンドに上がりませんでした。

松井投手は1イニングを投げてホームランを含むヒット3本を打たれて2失点、奪った三振2つでした。2試合続けての失点で、防御率は3.89になりました。

パドレスは3対8で敗れ、3連敗です。