ロシア軍のミサイル攻撃で37人死亡 小児病院で救助活動続く

ウクライナではロシア軍によるミサイル攻撃でこれまでに37人が死亡し、攻撃を受けた首都キーウの小児病院では一部が大きく壊れ、現地では救助活動が夜通し続いています。

ウクライナでは8日、首都キーウや東部のドニプロペトロウシク州などに、ロシア軍によるおよそ40発のミサイル攻撃があり、ゼレンスキー大統領は、SNSでこれまでに子ども3人を含む37人が死亡し、170人がけがをしたと明らかにしました。

攻撃でキーウ中心部にある小児医療専門の病院も一部の建物が大きく壊れるなど被害が出ていてゼレンスキー大統領は「ロシアのミサイルは幼いがん患者を標的にウクライナで最も大きな小児病院を攻撃した」として強く非難しました。

アメリカのCNNテレビは、病院ではがんや血液疾患の治療を含め、年間およそ7000件の手術を行っていると伝えています。

キーウ当局によりますと、この病院ではこれまで2人が死亡し、50人以上がけがをしたということで現地からの映像では重機などを使ってがれきを取り除く様子が確認でき、救助活動が夜通し、続いています。

また、キーウでは別の産科の病院も被害を受け、少なくとも7人が死亡したと伝えられています。

アメリカのバイデン大統領は8日、SNSで「ロシアの残虐性を思い起こさせるものだ」としたうえで、9日からワシントンで開かれるNATO=北大西洋条約機構の首脳会議でゼレンスキー大統領に対しウクライナへの支援は揺るぎないものだと明確にするとしています。