日経平均 終値で初の4万1000円台 史上最高値を更新 米株高受け

9日の東京株式市場、日経平均株価は800円近く値上がりして、終値として4万1500円を超え、史上最高値を更新しました。

9日の東京市場は、アメリカで早期の利下げが行われるのではないかという見方を背景に取り引き開始直後から半導体関連の銘柄などに買い注文が集まりました。

日経平均株価は一時、900円以上値上がりして取り引き時間中の史上最高値を更新したほか、終値でも800円近く上昇して史上最高値となりました。

▽日経平均株価、9日の終値は8日より799円47銭、高い、4万1580円17銭。
▽東証株価指数、トピックスは27.94、上がって、2895.55。
▽1日の出来高は17億997万株でした。

市場関係者は「アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が早期の利下げに踏み切るのではないかという見方から半導体関連の銘柄を中心に買い注文が集まり、午後になると一段と上昇した。ただ、このところの急ピッチな値上がりに対する警戒感も出てきている」と話しています。

林官房長官「物価高に負けない賃上げ実現などに取り組む」

林官房長官は午後の記者会見で、株価の日々の動向にコメントすることは差し控えるとしたうえで、「デフレからの完全脱却と新たな成長型経済への移行を目指し、物価高に負けない賃上げの実現と、それを生み出す企業の稼ぐ力の強化に取り組む」と述べました。

そして、「金融面では国内外の資金を呼び込み、成長と分配の好循環を実現して、力強い日本経済の実現につなげることが重要で、資産運用立国の実現に向けた取り組みを進めていく」と述べました。