【プロ野球結果】広島 大瀬良 連続無失点が途切れ 今季初黒星

プロ野球は6試合が行われ、広島の大瀬良大地投手が中日を相手に2失点し、連続無失点が37イニングと3分の1で途切れるとともに、今シーズン初黒星を喫しました。

《セ・リーグ》

阪神×DeNA

阪神が2対1で勝ちました。

○勝ち:伊藤将司投手4勝4敗
▽セーブ:岩崎投手3勝3敗12セーブ
●負け:森唯斗投手1勝2敗。
◎ホームラン:DeNA・オースティン選手9号

阪神は、1点を追う5回に小幡選手のタイムリーヒットで同点に追いつき、さらに6回に佐藤輝明選手のタイムリーヒットで勝ち越しました。先発の伊藤将司投手は7回1失点で4勝目をあげました。

DeNAは森唯斗投手が6回途中まで2失点と粘りましたが、打線がオースティン選手のソロホームランによる1点止まりでした。

岡田監督 球団歴代最多の通算515勝

6日の試合で、阪神の岡田監督は今シーズン37勝目を挙げ、▽18年ぶりのリーグ優勝に導いた昨シーズンの85勝と、▽最初に阪神を率いた2004年から2008年までの5年間で挙げた393勝と合わせ、阪神の監督としてレギュラーシーズンの通算勝利数が515勝となり、球団歴代最多となりました。

これまでの歴代1位は藤本定義さんで514勝でした。

岡田監督は「記録についての数字が出ると毎日が長く感じるので、気にしないようにしていた。みんなが記録を覚えていたのでウイニングボールをもらった。家に持って帰ります」と話していました。

岡田監督は先月27日には、2010年からおよそ3年間率いたオリックスでの勝利数も含めて、監督としてプロ野球史上20人目となる通算700勝を達成していました。

中日×広島

中日が2対1で勝ちました。

○勝ち:梅津投手2勝5敗
▽セーブ:マルティネス投手2敗26セーブ
●負け:大瀬良投手4勝1敗
◎ホームラン:中日・板山選手1号

中日は3回に福永選手の犠牲フライで先制し、4回には板山選手の6年ぶりのホームランで1点を追加しました。
先発の梅津投手は6回1失点の好投で2か月ぶりの2勝目をあげました。

広島は9回、1アウト二塁三塁から代打・松山選手のサード後方へのファウルフライでホームをねらった三塁ランナーが福永選手の好返球でアウトになり、追いつくことができませんでした。

先発の大瀬良投手は4試合連続無失点中でしたが、3回に3連続ヒットからの犠牲フライで失点して連続無失点が37イニングと3分の1で途切れ、4回には今シーズン初めてホームランを打たれて7回2失点で初黒星を喫しました。

ヤクルト×巨人

巨人が4対1で勝ちました。

○勝ち:グリフィン投手3勝2敗
▽セーブ:大勢投手1敗9セーブ
●負け:高橋投手2勝5敗
◎ホームラン:巨人・岡本和真選手14号、ヘルナンデス選手6号/ヤクルト・北村拓己選手1号

巨人は1回に岡本和真選手のツーランホームランで先制し、2対1の7回にはヘルナンデス選手のツーランホームランで突き放しました。
先発のグリフィン投手は8回を4安打1失点で3勝目をあげました。
巨人は3連勝で2位に浮上しました。

ヤクルトは4安打と打線が低調で3連敗です。

《パ・リーグ》

ソフトバンク×楽天

楽天が4対0で勝ちました。

○勝ち:古謝投手2勝3敗
●負け:大津投手6勝4敗
◎ホームラン:楽天・黒川選手1号

楽天は4回に辰己涼介選手のタイムリーヒットで1点を先制し、5回には黒川選手の今シーズン初ホームランとなるツーランで追加点を奪いました。
黒川選手はこの試合、2安打3打点の活躍でした。
先発のルーキー、古謝投手は6回を2安打無失点の好投で2勝目をあげました。

ソフトバンクは打線が今シーズン最少の3安打に抑えられ、5月下旬以来となる今シーズン3回目の3連敗を喫しました。

オリックス×日本ハム

オリックスが4対1で勝ちました。

○勝ち:カスティーヨ投手3勝3敗
▽セーブ:マチャド投手2勝2敗13セーブ
●負け:福島投手1勝1敗

オリックスは2回に宗選手のタイムリーツーベースで先制し、5回は大里選手のタイムリーツーベースや犠牲フライなどで3点を追加しました。
4人の投手リレーでリードを守りきり、先発のカスティーヨ投手が6回1失点で3勝目をあげました。

日本ハムは3安打に終わり、守りのミスも響いて3連敗で4位に後退しました。

西武×ロッテ

ロッテが4対3で勝ちました。

○勝ち:坂本投手1勝1敗
▽セーブ:益田投手1勝2敗13セーブ
●負け:隅田投手6勝6敗

ロッテは2点を追う8回に藤岡選手のタイムリーヒットで1点差に迫り、さらに佐藤選手の2点タイムリーツーベースで逆転しました。佐藤選手は4回のタイムリーツーベースを含め3打点の活躍でした。
2人目の坂本投手が今シーズン初勝利をあげ、ロッテは4連勝としました。

西武は好投の隅田投手が終盤につかまって逆転負けを喫し、このカード、開幕から10連敗です。