千葉 九十九里町 父親とみられる遺体を自宅に放置か 息子逮捕

千葉県九十九里町で、父親とみられる遺体を自宅に放置していたとして、64歳の息子が逮捕されました。

逮捕されたのは千葉県九十九里町片貝の無職、堀口秀雄容疑者(64)です。

警察によりますと4日、「九十九里町に住む79歳のおじと2年近く連絡が取れない」と親族が警察署に相談に訪れました。

警察がこの住宅を調べたところ、1階のリビングで成人の男性とみられる遺体が見つかり、住宅にいた容疑者に事情を聴き、死体遺棄の疑いで逮捕しました。

遺体は亡くなってから長期間経過しているとみられ、目立った外傷は見られないということです。

容疑者は「父親が亡くなったことがばれてしまったら、父親の年金がもらえなくなると考えていた」と供述しているということで、警察は、遺体は容疑者の父親とみて身元の確認を進めるとともに、詳しいいきさつを調べています。