パリパラ トライアスロン代表に 秦由加子と木村潤平が内定

パリパラリンピックのトライアスロンの代表に、運動機能障害のクラスの秦由加子選手と車いすのクラスの木村潤平選手が内定しました。

日本トライアスロン連合は、世界ランキングで上位となって国別の出場枠を獲得した2人を代表に内定しました。

このうち女子は、東京パラリンピックで6位に入った運動機能障害のクラスの43歳、秦選手が選ばれました。

秦選手は、3大会連続のパラリンピック出場です。

また、男子は、車いすのクラスの木村選手が代表に内定しました。

39歳の木村選手は、競泳の日本代表としてアテネ大会から3大会連続でパラリンピックに出場し、リオデジャネイロ大会からはトライアスロンに出場、東京大会では6位に入りました。

競泳も含めると、6大会連続のパラリンピック出場となります。

運動機能障害のクラス 秦由加子 3大会連続出場

トライアスロン、運動機能障害のクラスの秦由加子選手は、千葉市出身の43歳。

13歳の時に骨肉腫を発症し、右足の太ももから下を失いました。

子どものころに取り組んでいた競泳を2007年から再開し、国内外の大会に出場するようになりました。

そして競泳をいかして、2013年からトライアスロンに転向し、初めてのパラリンピックとなるリオデジャネイロ大会で6位、続く東京大会でも6位に入賞しました。

ことし5月に行われたトライアスロンの世界最高峰、世界シリーズ横浜大会では、3位に入り、3大会連続出場となるパリ大会で初めてのメダル獲得を目指します。

車いすのクラス 木村潤平 6回目のパラリンピック

トライアスロン、車いすのクラスの木村潤平選手は、兵庫県西宮市出身の39歳。

生まれたときから両足に障害があり、5歳から松葉づえを使用してきました。

小学生から始めた競泳で頭角を現し、競泳の日本代表としてパラリンピックには、アテネ大会から北京大会、ロンドン大会まで3大会連続で出場しました。

そして、リオデジャネイロ大会からトライアスロンでに出場し、東京大会では6位に入賞しました。

パリ大会は、6回目のパラリンピックで、初めてのメダル獲得を目指します。