サッカー日本代表 佐野海舟 ドイツ1部リーグ マインツ移籍決定

サッカーの日本代表としてことしのアジアカップに出場したJ1、鹿島アントラーズのミッドフィルダー、佐野海舟選手がドイツ1部リーグのマインツに移籍することが決まりました。

これはマインツが3日、公式ホームページで発表しました。

佐野選手は、岡山県出身の23歳。

ボールを奪い取る能力に優れた守備的ミッドフィルダーです。

鳥取県の米子北高校から2019年に当時J2だったFC町田ゼルビアに加入し、去年(2023年)からJ1の鹿島アントラーズでプレーしています。

去年11月のワールドカップアジア2次予選のミャンマー戦で代表デビューを果たすと、ことしのアジアカップで2試合に出場しました。

3歳下の弟、航大選手は、オランダ1部リーグNECナイメヘンでプレーしています。

ドイツ1部リーグのマインツは、ことし引退した岡崎慎司さんやJ1、ヴィッセル神戸の武藤嘉紀選手がかつて所属したチームで、契約期間は2028年までの4年間だということです。

佐野選手はクラブを通じてコメントを出し、「マインツは、僕の長所だけでなく、成長の可能性も見てくれた。海外でサッカーをすることはずっと夢だったし、ドイツ1部リーグは日本にとって特別なものだ。マインツのファンをワクワクさせることを楽しみにしている」としています。