中国 習主席 7月2日から中央アジア訪問へ 中ロ首脳会談も調整

中国外務省は、習近平国家主席が7月2日から中央アジアを訪れ、カザフスタンで開かれる上海協力機構の首脳会議に出席すると発表しました。首脳会議に合わせて、ロシアのプーチン大統領との5月以来となる首脳会談も調整されています。

中国外務省は、習近平国家主席が、7月2日から7月6日までの日程で、中央アジアのカザフスタンとタジキスタンを公式訪問すると発表しました。

このうち、カザフスタンでは、3日と4日に開かれる、中国とロシアが主導する枠組み、上海協力機構の首脳会議に出席するということです。

ロシア側は、首脳会議に合わせて、プーチン大統領と習主席との個別の会談を調整していることを明らかにしています。

両首脳の会談が行われれば、プーチン大統領が北京を訪問した5月に続くもので、ともに対立する欧米をにらみ、改めて結束を確認するものとみられます。

また、プーチン大統領は6月、24年ぶりに北朝鮮を訪れ、有事の際の両国の軍事的な支援などを明記した新たな条約を締結していて、中国側にどのように説明するのかも注目されます。