カブス 鈴木誠也 2試合ぶり10号ソロ チームは敗れる

大リーグ、カブスの鈴木誠也選手は28日のブルワーズ戦で2試合ぶりとなる先制の10号ソロホームランを打ちました。

鈴木選手は相手の本拠地、ミルウォーキーで行われた同じナショナルリーグ中部地区で首位を走るブルワーズ戦に、4番・指名打者で出場しました。

1回の第1打席は2アウト三塁で空振り三振でしたが、1アウト、ランナー無しで迎えた4回の第2打席は甘く入ってきたカットボールを逃さず振り抜き、レフトポール際へ2試合ぶりとなる先制の10号ソロホームランを打ちました。

鈴木選手はこれで大リーグ移籍後、3年連続でふた桁ホームランをマークし、連続試合ヒットを「5」に伸ばしました。

6回の第3打席と8回の第4打席はいずれも見逃し三振に倒れ、この試合は4打数1安打1打点、打率は2割6分6厘となりました。

試合はカブスが2対4で敗れました。

1年目から3年連続ふた桁HR 3人目

鈴木選手は大リーグ1年目から3年連続でふた桁ホームランに到達し、日本選手では松井秀喜さん、福留孝介さんに続いて3人目になりました。

ドジャースの大谷翔平選手はエンジェルス時代の1年目は22本、2年目は18本のホームランを打ちましたが、3年目の2020年は新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンだったこともあり7本に終わっていて、唯一ふた桁ホームランに届かないシーズンでした。

また、鈴木選手は大リーグ通算のホームランが44本となり、ホワイトソックスなどで活躍した井口資仁さんに並んで日本選手で歴代5位となりました。

歴代4位は城島健司さんの48本、歴代1位は大谷選手の196本です。