インド ニューデリーの空港で屋根が崩落 1人死亡 大雨の影響か

インドの首都ニューデリーの空港で、大雨の後、屋根が崩れ落ちる事故があり、地元メディアは1人が死亡、少なくとも6人がけがをしたと伝えています。

首都ニューデリーにある「インディラ・ガンジー国際空港」の運営会社によりますと、現地時間の28日午前5時ごろ、日本時間の午前8時半ごろ、主に国内線で使われるターミナルの屋根が突然、崩れ落ちたということです。

現場は、ふだん、大勢の乗客で混雑している場所で、現地からの映像では、空港の前の道路を覆うように屋根が大きく崩れ、倒れた柱で、何台もの車両が押しつぶされている様子が確認できます。

地元メディアは、この事故で、1人が死亡、少なくとも6人がけがをしたと伝えています。

空港の運営会社は、事故の影響で、一部の国内線の便が欠航したり、遅れたりしたものの国際線の運航には大きな影響はなかったとしています。

インドでは、首都ニューデリーやその近郊で27日から28日にかけて、大雨が続き、道路が冠水するなどの被害が相次ぎました。

インドの航空当局は、大雨の影響で、空港の屋根が崩れ落ちたという見方を示していて、原因を詳しく調べています。