LINEヤフー 大規模情報漏えい 再発防止策 計画から前倒し発表

LINEの大規模な情報漏えい問題で、運営会社のLINEヤフーは、原因となった韓国企業とネットワークを分離する再発防止策を当初の計画から前倒しで進める方針を発表しました。

LINEの利用者の大規模な情報漏えい問題でLINEヤフーは、漏えいの原因となった韓国のIT企業、ネイバーとのネットワークや業務の分離を柱とする再発防止策をことし4月、総務省と政府の個人情報保護委員会に報告しています。

再発防止策では、このうちネットワークの分離について、国内や海外の子会社で順次行い、すべての分離を再来年12月までに行うとしていましたが、会社は28日、海外の子会社の時期を前倒しして、すべての分離を再来年3月までに行う計画を発表しました。

さらにネイバーへの日本国内向けの開発などの業務委託については、来年12月までに原則、終了する計画を新たに示しました。

LINEヤフーは、この計画を28日、政府の個人情報保護委員会に報告し、7月1日に総務省に報告することにしています。