NBAドラフト会議 富永啓生は指名されず

NBA=アメリカプロバスケットボールのドラフト会議が27日、ニューヨークで行われ、NBA入りを目指しアメリカのネブラスカ大学でプレーした富永啓生選手は指名されませんでした。

富永選手はパリオリンピックの日本代表候補に入っていて、引き続きドラフト以外の道からNBA入りを目指す考えです。

23歳のシューターの富永選手はNBA入りを目指して、アメリカのネブラスカ大学でプレーし、5月に卒業したあとはキングスなどの練習に参加していました。

NBAのドラフト会議は26日と27日の2日間、ニューヨークで行われ、1日目に1巡目、2日目に2巡目の合わせて60人が指名されましたが、富永選手は指名されませんでした。

パリオリンピックの日本代表候補に選ばれている富永選手は、これまでの取材に対して「オリンピックで活躍してNBAのチームからオファーをもらえたらいい」と話していて、引き続きドラフト以外の道からNBA入りを目指す考えです。

また、ことしのドラフトではレイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズ選手の長男で南カリフォルニア大学のブロニー・ジェームズ選手がレイカーズから2巡目の55位で指名を受けました。

ことし40歳になるレブロン・ジェームズ選手は史上初めて親子で同じチームでプレーする選手となる見通しで、注目を集めています。