千葉 太陽光発電所から銅線窃盗か カンボジア国籍の容疑者逮捕

価格高騰を背景に金属の窃盗事件が相次ぐ中、千葉県市原市の太陽光発電所から合わせると長さがおよそ7キロになる銅線ケーブル122本を盗んだとしてカンボジア国籍の容疑者が逮捕されました。

逮捕されたのはカンボジア国籍のヴィ・トリア容疑者(30)で警察によりますとことし4月市原市の太陽光発電所から合わせると長さが6.9キロになる、銅線ケーブル122本、時価およそ1400万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

千葉県柏市内で不審な車を見つけて警察官が確認したところ市原市で盗まれたケーブルの一部が積まれていて、運転していた容疑者が盗みに関わった疑いがあることがわかったということです。

調べに対して「私が盗んだことに間違いありません」と供述し容疑を認めているということです。

銅の買い取り価格の高騰を背景に太陽光発電所の銅線ケーブルが換金目的で盗まれる被害が相次いでいて、警察は警戒を強めています。