円相場 1ドル=159円台後半まで円安進む

26日の東京外国為替市場、円相場はドルに対して値下がりし、1ドル=159円台後半まで円安が進みました。

午後5時時点の円相場は25日と比べて、41銭、円安ドル高の1ドル=159円89銭から91銭でした。

一方、ユーロに対しては25日と比べて8銭、円高ユーロ安の1ユーロ=170円98銭から171円2銭でした。

ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0693から95ドルでした。

市場関係者は「アメリカのFRB=連邦準備制度理事会の高官が早期の利下げに慎重な姿勢を示し、前日のニューヨーク市場ではアメリカの長期金利が上昇した。これを受けてきょうの東京市場では日米の金利差の拡大が意識され円を売ってドルを買う動きが出た。一方、投資家の間では1ドル=160円台が迫る中、政府・日銀による市場介入への警戒感も強まっている」と話しています。