パリパラリンピック 馬術代表に稲葉将と吉越奏詞が内定

パリパラリンピックの馬術の代表に、ともに2大会連続の出場となる、稲葉将選手と吉越奏詞選手の2人が内定しました。

パラリンピックの馬術は障害の種類や程度に応じた5つのグレードに分かれて行われ、馬のステップの正確さや美しさを競う「馬場馬術」の種目のみで行われます。

日本は国際大会の成績などからパリパラリンピックの出場枠「2」を確保していて、日本障がい者乗馬協会は26日、その後の選考を経て、稲葉選手と吉越選手の2人を代表に内定したと発表しました。

2人とも3年前の東京大会に続いて、2大会連続の代表内定です。

稲葉選手は横浜市出身の29歳。先天性の脳性まひで両足に障害があり、障害の種類や程度に応じて5つに分かれているグレードのうち、2番目に障害が重いクラスで出場します。

吉越選手は東京 目黒区出身の23歳で、脳性まひの障害があり、障害の種類や程度に応じて5つに分かれているグレードのうち、2番目に障害が重いクラスで出場します。

稲葉選手は「選ばれたことに安どしています。パリでは思い切り演技したい」とコメントしています。

吉越選手は「馬とチームに感謝したい。パリではみんなに楽しんでもらえる演技をし、メダル獲得を目標に頑張ります」とコメントしています。