2回の第1打席はセンターフライでしたが、5回の第2打席は速球を鋭く捉えた当たりがライト前に抜けて出場3試合ぶりにヒットを打ちました。
さらに4点を追う7回の第3打席は、1アウト一塁から速球をセンター前に打ち返して2打席連続ヒットとし、左手親指の痛みによるけが人リストから復帰後、初めて複数安打をマークしてチャンスを広げました。
しかし、後続がなく得点になりませんでした。
8回、2点差まで追い上げ、なお2アウト二塁三塁のチャンスで打順が回りましたが、相手の左ピッチャーに対し右の代打が送られて交代しました。
吉田選手はこの試合3打数2安打で、打率は2割3分9厘に上がりました。
このあと同点に追いついたレッドソックスは9回、7対6でサヨナラ勝ちし、3連勝としました。
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レッドソックス 吉田正尚 復帰後初の複数安打 チームは3連勝
大リーグ、レッドソックスの吉田正尚選手は、24日のブルージェイズ戦でヒット2本を打って左手のけがから復帰後、初めて複数安打をマークし、チームはサヨナラ勝ちで3連勝としました。吉田選手は、本拠地のボストンで行われたブルージェイズ戦に6番・指名打者で2試合ぶりに先発出場しました。
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吉田「チームの勢いが出た試合だった」
吉田選手は、ブルージェイズのバシット投手から2本のヒットを打ちました。
バシット投手とは前回の対戦が6月18日と試合間隔が近かったことからイメージを持って打席に入ったということで「緩急を使って、しっかりコーナーに投げてくるピッチャーなので、引っ掛けずにしっかりとセンター方向へという意識だった」と話していました。
チームがサヨナラ勝利をあげたことについては「チームの勢いが出た試合だった。チームの状態はいいと思う」と満足そうでした。
カブス 鈴木誠也 2試合ぶりのヒット打つもサヨナラ負け
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鈴木誠也選手は相手の本拠地、サンフランシスコで行われたジャイアンツとの試合に2番・ライトで出場しました。
1回の第1打席はフォアボールで出塁し、盗塁を試みましたが、アウトになり3回の第2打席は見逃し三振でした。
1点リードした5回の第3打席はノーアウト一塁からスライダーをライト前に運んで2試合ぶりのヒットを打ち、一塁三塁にチャンスを広げました。
このあとカブスは2本のタイムリーなどで3点を追加しリードを広げました。
6回の第4打席はランナー一塁三塁の場面でファーストフライ、8回の第5打席はランナー一塁からセンターフライに倒れ、鈴木選手は4打数1安打で打率は2割6分3厘になりました。
試合はカブスが2点リードの9回、リリーフ陣が打たれて追いつかれ最後は押し出しのフォアボールで4対5とサヨナラ負けを喫し、2連敗で負け越しが「5」に広がりました。