青森 佐井村「うに祭り」開催 2000円で販売の名物ウニ丼に行列

青森県の下北半島にある佐井村で「うに祭り」が開かれ、22日は新鮮なウニ丼などを買い求める多くの人でにぎわいました。

佐井村では、特産のウニを味わってもらおうと、毎年、水揚げが盛んなこの時期にウニをPRする催しを行っています。

会場の「津軽海峡文化館アルサス」の前では、22日の朝に水揚げされたばかりの殻付きのウニが販売され、用意された30キロのウニが、1時間もたたないうちに完売していました。

また、このイベントの名物となっているウニ丼の販売も行われ、訪れた人たちが列を作って買い求めていました。

1つ2000円で販売されたウニ丼には、新鮮なキタムラサキウニ、およそ6個分がふんだんに使われ、訪れた人たちは、磯の香りを楽しみながらおいしそうに味わっていました。

青森県むつ市から訪れた40代の男性は「ウニを食べるのは久しぶりで、濃厚でおいしいです。ウニがたっぷりのっていていいですね」と話していました。

また、宮城県石巻市から訪れた50代の男性は「口いっぱいに新鮮なウニの甘さが広がっておいしかったです。機会があれば、また来たいです」と話していました。