テニス 内島萌夏 パリ五輪代表に内定 繰り上がりで出場権獲得

日本テニス協会は女子シングルスで22歳の内島萌夏選手がパリオリンピックの出場権を獲得し、日本代表に内定したと発表しました。

7月に開幕するパリオリンピックのテニスのシングルスでは、6月10日付けの世界ランキングなどをもとに、1つの国と地域から最大で男女4人を上限に上位56人に与えられることになっていました。

内島選手は当初は出場権を獲得できていませんでしたが、日本テニス協会によりますと、その後、ITF=国際テニス連盟から通知が届き、上位で欠場する選手が出たため内島選手が繰り上がりで出場権を獲得し、日本代表に内定したということです。

これで、シングルスの日本代表に内定した選手は大坂なおみ選手と錦織圭選手に続いて3人となりました。内島選手は出場すれば、初めてのオリンピックとなります。

また、協会によりますと、大坂選手は、四大大会の優勝者に与えられる出場枠ではなく出産などで長期離脱した選手を救済する特別ランキングによる出場権獲得となったということです。