【プロ野球結果】阪神 サヨナラ勝ちでDeNAの連勝止める

プロ野球は21日から同一リーグの対戦が再開し、6試合が行われました。
交流戦で初優勝した楽天は、日本ハムを相手に終盤に5点差を逆転するなど勢いを見せましたが、9回2アウトから追いつかれ、延長12回、引き分けました。セ・リーグ2位の阪神は小幡竜平選手のサヨナラタイムリーで競り勝ち、DeNAの連勝を「7」で止めました。

《パ・リーグ》

ソフトバンク×ロッテ

ソフトバンク対ロッテは、ソフトバンクが9対4で勝ちました。

○勝ち、スチュワート投手2勝2敗。
●負け、小島投手4勝6敗。
◎ホームラン、ソフトバンク・今宮選手3号、廣瀬選手2号。

ソフトバンクは1回、今宮選手のおよそ2か月半ぶりのホームランとなる3号ソロや正木選手のタイムリーヒットなどで4点を先制しました。

直後に1点差に追い上げられましたが、4回にルーキーの廣瀬選手のソロホームランなどで3点をあげて突き放しました。

8回にも追加点を奪ったソフトバンクは先発全員の18安打と打線が活発でした。

先発のスチュワート投手は5回3失点で2勝目をあげました。

ロッテは先発の小島投手が4回7失点と崩れました。

日本ハム×楽天

日本ハム対楽天は、延長12回、9対9で規定により引き分けました。

◎ホームラン、日本ハム・レイエス選手3号。
 楽天・浅村選手6号、フランコ選手3号、阿部選手2号。

日本ハムは1点を追う7回にレイエス選手の満塁ホームランなどで一挙6点をあげて逆転しました。

これに対し楽天はその直後、5点を追う8回にフランコ選手の満塁ホームランなどで同点に追いつき、9回には辰己涼介選手のタイムリースリーベースで1点を勝ち越しました。

しかし、日本ハムも9回ウラ、2アウトから楽天の抑え、則本投手がピッチャーゴロを悪送球してランナー二塁とチャンスを作り、水谷選手のタイムリースリーベースで追いつきました。

オリックス×西武

オリックス対西武は、オリックスが2対0で勝ちました。

○勝ち、エスピノーザ投手6勝3敗。
▽セーブ、マチャド投手2勝2敗8セーブ。
●負け、今井投手3勝4敗。
◎ホームラン、オリックス・森選手2号。

オリックスは1回に太田選手のタイムリーツーベースで先制し、8回は森選手のソロホームランで追加点をあげました。

先発のエスピノーザ投手は8回無失点の好投で6勝目をあげました。

西武は8回2失点の今井投手を援護できず5連敗となりました。

西武はこれで32イニング連続無得点で60年ぶりに球団ワースト記録を更新しました。

《セ・リーグ》

阪神×DeNA

阪神対DeNAは、阪神が1対0でサヨナラ勝ちしました。

○勝ち、石井投手1勝。
●負け、ウィック投手1勝1敗1セーブ。

阪神は0対0の9回、2アウト一塁二塁から小幡選手がライト前にタイムリーヒットを打ち試合を決めました。

先発の西勇輝投手が7回を6安打無失点と力投し、4人目の石井投手が今シーズン初勝利をあげました。

DeNAは投手陣がふんばりましたが、ダブルプレー3つとまずい攻めが目立ち、連勝が7で止まりました。

巨人×ヤクルト

巨人対ヤクルトは、ヤクルトが4対2で勝ちました。

○勝ち、吉村投手5勝4敗。
▽セーブ、田口投手1勝5セーブ。
●負け、戸郷投手6勝4敗。
◎ホームラン、ヤクルト・山田選手5号。

ヤクルトは1回に長岡選手のタイムリーヒットで先制し、4回は山田選手のソロホームラン、6回は中村選手のスクイズで追加点をあげました。

先発の吉村投手は8回途中を4安打無失点に抑え、およそ1か月ぶりの勝ち星となる5勝目をあげました。

巨人は9回に代打・長野選手のタイムリーツーベースで2点を返しましたが及ばず勝率が5割に逆戻りしました。

中日×広島

中日対広島は、中日が1対0で勝ちました。

○勝ち、高橋宏斗投手4勝。
▽セーブ、マルティネス投手2敗21セーブ。
●負け、床田投手7勝4敗。
◎ホームラン、中日・カリステ選手6号。

中日は3回にカリステ選手のソロホームランであげた1点を3人の投手の無失点リレーで守り抜きました。

先発の高橋宏斗投手は7回を4安打、フォアボールを与えず7個の三振を奪う好投で負けなしの4勝目をあげました。

広島は先発の床田投手が7回を1失点に抑えましたが、打線の援護がありませんでした。