仮設住宅で暮らす人たちが風鈴作りで交流 石川 珠洲

能登半島地震で被災し仮設住宅で暮らす人たちに、風鈴作りを通して交流を深めてもらおうという催しが石川県珠洲市で開かれました。

催しは仮設住宅で暮らす人たちの孤立を防ごうと珠洲市宝立町の公民館が企画し、仮設住宅で暮らすおよそ20人が参加しました。

参加した人たちは陶器でできた白い風鈴を手に取ると、色鉛筆やペンを使ってふるさとの風景や伝統行事など思い思いの絵を描いていきました。

また、短冊には「元気に暮らせますように」「家内安全」などとそれぞれの願いを書いていました。

地震で一部が崩壊した観光名所「見附島」のかつての姿を描いた75歳の女性は「昔を思い出したくて描きました。仮設住宅で暮らす中で癒やしの時間になりました」と話していました。

地元に伝わる「キリコ祭り」の様子を描いた85歳の女性は、風鈴をさっそく仮設住宅の玄関に飾り「人とおしゃべりしながら絵を描いて楽しかったです。命あるかぎり楽しく生きていこうと思います」と話していました。

催しを企画した宝立公民館の佐小田淳一館長は「仮設住宅では会話の機会が減っていると思い企画しました。少しでも楽しい気持ちになってもらえたらうれしいです」と話していました。